コスプレ用ウィッグのカットの難しさについて考えてみた

投稿日: カテゴリー: all, アニ髪, カット

今日は珍しくカットのこと

コスプレ用に使われるウィッグのカットの難易度について

プロの美容師という目線で書いていきたいと思います。

 

Twitterでアニ髪なる

 

アニメのキャラの髪型を作った動画をあげている関係で

コスプレ用のウィッグを依頼されることが多いので

多分普通の美容師よりは経験が多めかと思います。

 

思えば初めてウィッグを切ったのは

 

2年前

※割と真面目に切ってます笑

 

この時はたまたま友人がハロウィンでコスプレをするために4体

同じように切ってくれとお願いされたので引き受けました

 

ちなみに何の仮装かというと

 

草間彌生

 

今思えばすげーチョイスだなと思います笑

 

今まで人毛のみを切ってきた美容師が初めてコスプレ用の耐熱ウィッグ

を切った時の思ったこと

 

・髪が硬くてうまく切れない

・頭皮がなく植え込まれているので切りにくい

・切ったそばから直毛になる

・コテやアイロンの癖がつきにくい

 

まず思ったのはこの4点

 

上の二つはまあ気合でどうにかなります。

 

切ったそばから直毛になる

 

これは結構厄介な問題です。

人毛でも直毛でメンズのお客様や段差を入れなくてはならない

スタイルは結構難しいのですが

 

ウィッグの直毛度合いはMAX直毛の人に近いくらい

まっすぐかつピンピンした毛なので切り方によっては

 

写真のようにパツッとしたあとが残ってしまいます!

特にメンズスタイルは気をつけましょう!!!

 

私が個人的に気をつけていることは

 

段差を入れる時にはなるべく正確にカットするのと

 

 

 

スキバサミをでなるべく自然に仕上がるように

質感を調整していきます。

 

スキバサミでの調整がかなりキーポイントになります。

この工程で毛先を自然にぼかすのがとても大事

 

そしてもう一つの課題

 

コテやアイロンが効きにくい

 

これもかなり大事な問題です。

ただでさえ難しい髪型が多いアニメキャラでコテやアイロンが

効かないのはかなり厳しですよね。

 

これに関してはウィッグならではの特性を理解して解決しました!

多分この辺は普段コスプレされる方の方が詳しいかと思いますが、

 

地毛の場合アイロンをする際

温めると形が変わり 冷めることで固定される

 

ので温めた段階で形がある程度ついてますが、

 

ウィッグの場合

 

温めると髪が柔らかくなり 冷めていく工程で形が変わり固定

 

なのでコテで巻いてもほぼ癖はつきません

 

かなり個人的なやり方ですが私は

まず温めたストレートアイロンで巻きたい箇所を温め

 

コンセントを抜いた冷えたコテで巻きます

 

これでやると冷やす時の巻かれている形になるので

比較的再現しやすいです!

 

噂によると

 

こっちを使っても同じことができるらしいのですが

個人的には操作性があるコテとアイロンを使用してます

 

ただこの方法をもってしても人毛をコテで巻いてできる

カールより弱くなります。

 

なので私は

 

できるだけカットで再現する

 

これを心がけています。

 

外ハネだったらなるべく外ハネしやすいようにスライドカットを使い

セニングもレイヤーセニングで入れ

 

束感を出したい時にはなるべくアイロンを使わなくてもワックスを

つけただけで毛先がまとまるようにカットする

 

などカットでなるべく調整して、最後にコテの力を借りる

というスタンスでやっています!!!

 

という感じで通常のカットより難しい点も多いので

もしわからないことがあれば気軽にラインかTwitter

でもご相談ください!

 

 

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